2023年度第4回教養講座
京都民際日本語学校の日本語教師養成講座では、当講座受講生、修了生の皆様限定で、日本語教育に
関する、より深く専門的な知識を身につけていただける機会として、通常の420時間の履修科目とは
別に、年間を通して8回開講しております。
いずれの回も、日本語教育界においてご活躍中の講師の方々をお招きし、各分野における専門性のあ
る講演をしていただいており、当養成講座受講生・修了生の方々は、受講期間にかかわりなく何度で
も無料で受講していただけます。
2023年度第1回
題目:「言語学という視点から観た日本語と人間言語」
講師:大阪国際大学教授グローバルビジネス学部 浦上 準之助先生
2023年度第2回
題目:「言語表現を動機づける事態把握―認知言語学から見た日本語と英語―」
講師:杏林大学外国語学部准教授 八木橋 宏勇先生
2023年度第3回
題目:「ことばの作用」
講師:京都産業大学外国語学部教授 玉村禎郎先生 に続き、
2023年度第4回は「ベンガルの大地に生きるマイノリティの人々 イスラームとヒンドゥーのはざまで」
という題目で、龍谷大学 前副学長であり、同大学 文学部の名誉教授でもいらっしゃる若原 雄昭先生に
ご講演いただきました。
ベンガルの大地、バングラデシュにおける他宗教の在り方や文化的背景、また少数民族の方々の言語に
ついて、異文化理解の観点からわかりやすくお話をしていただきました。
言語学としての「日本語」に関することだけでなく、様々な背景を持つ外国人学生と接する日本語教師として必要とされる「異文化理解」に関するお話は、なかなか聞けるようで聞けません。
日本語教師養成420時間履修講座とは別にこのような良い機会が得られるのも、当校の日本語教師養成講座を受講された方への特典の一つです。
次回第5回の教養講座は10月末頃に開催の予定です。受講生、修了生の皆さん、どうぞお楽しみに!