⽇本語教師の仕事とは?
⽇本語教師とはどのような仕事ですか?
⽇本語を⺟語としない⼈々に⽇本語を教える仕事です。
⽇本語を⺟語としない⼈々に⽇本語を教えるのが、⽇本語教師の仕事です。年齢・性別・国籍不問で、⼤学⽣でも定年後の⽅でも、資格さえ取得すればなることができます。しかし、単に⽇本語を教えるだけではなく、⽇本の⽂化や⽇本⼈の考え⽅、その他、⽇本に関する多くのことを正しく伝えなければなりません。
また、教える相⼿も様々です。⽇本の⼤学に進学したい留学⽣もいれば、⽇本で就職を⽬指す⼈、また海外の学校で⽇本語を教えることもあります。それだけに⾮常にやりがいがある仕事だと⾔えます。
国際交流をしたい⽅、⽇本語を教える事で、⽣徒の未来を拓きたい⽅にこそ、向いている仕事と⾔えるでしょう。
⽇本語教師を取り巻く今の状況
⽇本語教師が国家資格になったと聞きました。何が変わりましたか?
国家資格化も含めて、社会的地位向上のための動きが活発になっています。
2020年度以降、外国⼈に⽇本語を教える国家資格「公認⽇本語教師(仮称)」が創設される⾒通しになりました。⽂化庁は早ければ2020年度に、関連法を成⽴しようと動いています。在留外国⼈が増える中、⽇本語教師という職業には⼤きな需要が⾒込まれますが、現状はその6割がボランティア、3割が⾮常勤、常勤は1割というデータになっています。国家資格化されることで、教育内容の均⼀化や、社会的地位向上が⾒込まれます。⽇本で暮らす外国⼈は今後増加することが予想されており、⽇本語教師という仕事・職種には⼤きな需要があります。
⽇本語教師になるために必要なこと
⽇本語教師になるには、どんな勉強が必要ですか?
「⽇本語教師養成講座420時間コース修了」、「⽇本語教育能⼒検定試験」、
「⼤学で⽇本語教育を専攻」の3つのうちのいずれかが⽬安になります。
「⽇本語教師養成講座420 時間コース修了」、「⽇本語教育能⼒検定試験」、「⼤学で⽇本語教育を専攻」の3つのうちのいずれかが⽬安になります。中でも、「420時間の⽇本語教師養成講座」は、⽂化庁に公⽰された⼀定の基準を満たす講座のみが対象となります。当校の⽇本語教師養成講座は、この⽂化庁の基準を満たした「⽇本語教師養成講座」です。当養成講座を修了された⽅は、法務省告⽰の⽇本語教育機関で⽇本語教師として勤務することができます。(ただし、法務省告⽰の⽇本語教育機関で教職に就く場合は、学⼠資格を有するか、または⽇本語教育能⼒検定試験に合格していることが必要です。)
日本語教師になるために必要なこと
京都⺠際の講座はどんな特徴がありますか?
⽂化庁の基準を満たした「420時間の養成講座」を提供しています。
ライフスタイルに応じてコースを選べるのも特徴です。
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ライフスタイルに合わせたコースを選べます
受講の時間帯や期間がご⾃⾝のペースで選べます。
⼊学時より18ヵ月間は受講⽣として登録されますので、やむを得ず⽋席された授業は、他の曜⽇・時間、または次期の講座での振替受講が可能です。また、修了後でも理論・演習の再受講が可能です。 -
実習重視の授業で実践⼒が⾝につきます
養成講座420時間コースでは、基礎理論(⽇本語教師としての基礎知識・⽇本語教育学の全般的知識)を学び、授業⾒学、教育実習等を経験していただきます。教師として採⽤される際には、⼀般的に模擬授業の試験等が⾏われますので、実習の経験が特に重要となります。当校のカリキュラムは演習・実習を重視したコース構成にしていますので、教えた経験がない⽅でも実践的な実⼒を⾝につける事ができます。「検定試験」に合格されている⽅でも、実践⼒を⾼めたいという⽅には、教育実習のみを受講していただくこともできます。
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著名な先⽣⽅による特別講座も開催します
京都⺠際⽇本語教師養成講座では、当校の講座⻑である、元⽇本語教育学会副会⻑・同志社⼤学名誉教授の⽟村⽂郎博⼠をはじめ、⼀流の⼤学教授陣の先⽣⽅や関連機関のプロフェッショナルの講師陣特別講座を受ける事ができます。
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遠⽅よりお越しの⽅のために、マンション・アパートを⽤意します
遠⽅よりお越しの⽅の為に、ワンルームマンション・アパート等廉価でご⽤意しております。部屋数に限りがありますので宿泊施設の紹介をご希望の場合は、各学期開始の1ヵ月前までに、お電話またはメールにて予めお問い合わせください。
マンションの例
75,000円/⽉
- 家具、調理器具、寝具付
- ⽔道光熱費込、インターネット接続費込
その他のよくある質問
わたしは今、⼤学⽣ですが、⼤学に通いながらでも、養成講座の受講は可能でしょうか。
はい、可能です。
ご自身のスケジュールにあわせて、受講していただけます。
6か月以上のコースになりますが、最低、週1回から、講座の受講は可能です。
週に⼀度、ある曜⽇だけが、どうしても参加できません。それでも、全内容を受講することができるでしょうか。
はい。受講可能です。養成講座のプログラムは、3カ月ごとに理論・演習の授業が繰り返し行われますので、未習の部分は、次期講座のスケジュール内で受講していただけます。
3ヵ月(短期集中)コースと9ヵ月コースでは、授業内容に違いはありますか。
授業内容には違いは全くありません。受講される方のご都合にあわせたコース設定をしていますが、授業内容は全て共通です。
担当の先生方は、どのような方々なのでしょうか。
当京都民際日本語学校で教壇に立つ、現役の教師、また、大学や日本語教育機関等で、教鞭をとる教授陣です。
日々、留学生の日本語指導に当たっていますので、教育現場での生の声を聞くことができます。
1クラスは、何人くらいですか。
理論・演習共、10名程度の少人数クラスです。
このため、演習実習授業において、十分な模擬授業の経験を得ることができます。
3か月コースで申し込んでスタートした場合でも、都合で、途中から6か月や9か月コースへ変更することは可能ですか。
はい、問題ありません。
受講される方のご都合で、コース変更は随時可能です。
受講中、何らかの都合により、18か月以内に修了することができなくなった場合、どのような対処法があるのでしょうか。継続しての受講は可能でしょうか。
再履修、その他受講生としての権利等は、18か月以内となっておりますが、18か月を超えた場合でも、諸手続により、継続しての受講が可能です。
修了後、すぐに海外派遣を希望しています。そのようなことは可能ですか。
海外の提携校ならびに、当校と関係のある学校等のご紹介が可能です。
受け入れ側の募集時期や、その時々の事情にも関係しますが、可能な限り、ご相談させていただきます。
2018年1月現在で、海外の提携校で活躍している修了生、講師の数は以下のとおりです。
中国:17名、ベトナム:13名、インドネシア:4名、タイ:13名、オーストラリア:2名
台湾:6名、シンガポール:3名、韓国:5名、メキシコ:1名
コロンビア:1名、ハンガリー:1名、スペイン:1名、スリランカ:1名
トルコ:1名、フィリピン:4名、ネパール:1名、ボリビア:1名
インド:2名、アンゴラ:1名、ドイツ:1名、アメリカ:1名
修了後、日本国内での就職を考えています。就職活動を行う際、紹介等をして頂けますか。
国内における日本語学校での募集情報をご提供いたします。当校における採用も、積極的に行っております。
また、他校を受けられる場合、養成講座終了後でも面接や実技試験などへの対策・アドバイス等を実施しております。
受講生の方々は、どんな方が多いのでしょうか。
様々な世代の方々が勉強されています。
大学生の方もいらっしゃいますし、OLや主婦の方、また、退職されてから、勉強を始める方も沢山いらっしゃいます。